選挙

今度は号外って感じの更新です(^^;

ちょうど家でテレビで自民党総裁選の中継を見ていましたが、こうして最後まで見るのは初めてで、自分で思うより興味があったんだなと思いました。

当初岸田文雄氏は、最初の投票で高市早苗氏に敗れて決選投票に残れないのではないかという見方も出ていましたが、蓋を開けると1回目の投票の議員票数で態勢が決したような感じになり、決戦投票で結果予想以上の票数差で岸田文雄氏が新総裁になられたという印象を受けました。

そうなってしまった大きな要因のひとつが1回目の河野太郎氏の議員票が伸びあぐねたところだと個人的に思います。

何故そうなったのかと考えると、これも私見ですが、改革という旗を振りながらいろんな派閥を横断して支援を要請してもらうほか、世論を意識してそちらの方面に人気のある小泉新進郎氏や石波茂と手を結ぶという戦略に出たのが、結果的に裏目に出たのかなと思います。

特に自分の派閥のトップにいる麻生太郎氏とただならぬ遺恨と因縁のある石破茂氏と手を結んだというのが最悪手だったのではないかと思います。

総裁選は、その投票のシステムから党員という世論の意思よりも、中央にいる国会議員の思惑が優位になるのが明確なので、最終投票を意識した戦いを進めるのが定石なのではないかと思います。

河野太郎氏は、1回目の投票で党員票を他の候補より多く取り込み、そこで過半数をという目論みがあったのだと推測されますが、正直その戦略がちょっと無理があったのではないかと思いました。

何故かというと、ひとつは候補者が4人いて、票がどうしても割れるわけで、そのうち野田聖子氏以外の候補者がそれぞれ票を集めていく流れになっていけば、それで単独過半数というのは無理筋があるだろうと思うわけです。

候補者の状況が三国志の3国分立みたいなものになっているので、そう考えると、そこで一気に大陸統一なんて無理だとなるわけです。

しかし、一方の岸田文雄氏のほうは、総裁候補に最初に名乗りを上げて十分な準備を行いつつ、ご自身の派閥をまとめてあげて支援を受けるほか、他の派閥にも支援を受ける態勢を作り、予め決選投票を見据えた戦術をとっていたように感じます。
これは今まで岸田文雄氏が総裁選に名乗り出て、そのたびに敗れた経験を活かした戦術でもあるのではないかと考えています。

ただ、この総裁選のシステム自体が議員優位となっているため、その議員に影響を与える人物に左右されるのは否めないのは、今回の総裁選で垣間見えました。

この仕組み自体は変えることはできないのだろうと思いますが、安部前総理、麻生副総理、二階幹事長という大御所の姿が見え隠れする総裁選だとは私個人も感じました。

この岸田新総裁がどういう組閣をするかという点が注目されますが、二階幹事長はいい体を作って影響力を抑えるだろうと思われますが、安部前総理、麻生副総理の忖度はしないわけにはいかないだろうと思います。

そうすると、いつもの自由民主党じゃんって国民の目には映るのですが、そう思われても自民党が選挙は勝つだろうというのが大方の見方ではないかと思います。

野党の支持率が悲惨すぎますので、正直このあとの選挙は議席は減っても政権交代に陥るというのは想像できません。

権力は長ければ長いほど腐るとかいう言葉をどこかで見たこと記憶がありますが、今の日本の政治がまさにそうなんでしょうね。

私個人としては岸田新総裁が、強権発動で安部前総理、麻生副総理、二階幹事長の影響力を完全に断つような組閣をすると、国民的には自民党は本当に変わったなあと世論的に受け取れると思いますが、岸田新総裁はそんなタイプではなさそうなので、それは夢物語でしょうね。

それに安定的な政権運営を考えると、やはり長年国政を担っていたという実績がある安部前総理、麻生副総理、二階幹事長を完全に外すのは望ましいとは言えない部分もありそうなので、これは印象はさておき、必要なことなのかもしれません。

ひとつの国を動かすというのは、私のような一般人には想像もつかない何かの力が必要で、その力を持っているのが古き方々なのだろうとも思います。

どちらにせよ、私自身は今の日本の政治が大きく変わることは10年ぐらい変わることはないだろうし、それはそれでいいと思っていますが、多少の変化が出てくることは期待しています。でないと、日本という国の停滞を招きますので、それだけは避けてもらいたいです。