秋の風景

つい先日、タイトルの質問が寄せられたので、回答をします。

ネットの情報では基本もらえないという結論がありますが、それが答えになります。

その理由としては、失業保険の代わりに退職金が出ることや景気に左右されることなく倒産もしないため、基本的に一定条件での賃金で勤労できる保証がある点にありますが、ここでひとつの疑問がでます。

民間企業で働いていても退職金はでて、かつ失業保険ももらえるのに、何故同じように退職金をもらえる公務員は失業保険がもらえないの?と。

確かに単純にそう考えてしまうと、不公平な気がします。

しかし、これにはちょっとした錯覚に似たものがあって、それが不公平に感じる要因でもあります。

それが何かというと、民間企業ではこの退職金というのは必ずやらなくてはならないものではないんですよね。少なくとも50パーセント以上の企業では、条件や金額の違いはありますが、退職金は出しているとのデータがありますが、それでもすべてではないんですよね。

当然、退職金がないところもあるわけで、そういうところで働いているひとが急に辞めることになれば、そのあとの生活で困窮するのが目に見えます。そんなひとたちが再就職できるまでの生活を守るために失業保険があるわけです。

一方、公務員はというと、例えば国家公務員の場合は、1年以上働けば退職金が発生するようになっており、そこまで勤務すれば間違いなく退職金はもらえます。また、勤務年数が長くなれば、それだけ多くもらえるようになっているため、退職金の面に関しては民間よりもかなり優遇されていることがうかがえます。

つまり公務員は1年以上働けば退職金という担保ができるので、失業保険で補う必要はないという仕組みになっているわけです。

ここで新たな疑問が出ます。

じゃあ、1年続かず辞めたらどうなるの?と

もちろん、そういうケースは十分あります。残念ながら1年未満の場合はいくら公務員でも何ももらえません。そこまで甘くはないというわけです。

しかし、1年以上の勤務年数があって、その退職金の金額が雇用保険で保証されている金額より低ければ、その不足分の差額を補う制度があります。

そう、これが唯一公務員でも失業保険的なもの(失業者の退職手当)がもらえる条件です。

ただ、その1年という勤続期間がキーになるわけで、それぞれの事情で1年以内で辞めるような状況も当然あるかと思います。

その理由が単に仕事が嫌だからとか、家族の事情でいう自己都合になると、失業者の退職手当の対象にはならずどうすることもできませんが、仮に私のようにうつ病になって辞めたいという状況になったのなら、公務員であれば民間企業と違い、そういう方のために使える病気休暇や休職制度がありますので、それを活用して1年間という勤続年数をクリアする方法も私は全然ありだと思います。もらえる金額は微々たるものにはなるかと思いますが、それでもまったくもらえないわけではありませんし、先に触れた失業者の退職手当の対象になれますので。

復帰する気持ちが戻れば、公務員ほど安定した職はないので、それに越したことはありませんが、それでも離れたいというのであれば、制度を活かして次の自分の人生に向けた準備を進めるべきだと私は思います。

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