白紙

私がうつ病になって、初めて興味を持ったことがいくつかあります。
そのうちのひとつが社会保険制度についてです。
何故、興味を持ち始めたかというと、以前の記事でも書いていますが、自分が今の職場を退職することを意識し始め、そうなったとき少しでも自分のアドバンテージになるものをと調べていたとき、そのひとつに社会保険があるのではないかと考えたからです。
社会保険はまず「労働者保険」「一般国民保険」に区分されます。
違いはというと、「労働者保険」は、私のような会社勤めのひとが対象となっている社会保険、「一般国民保険」は主に自営業の方や個人経営の店で仕事をしているひとなどが対象となっている社会保険になります。どちらも基本的には加入が義務付けられています。
そして、そこから「一般国民保険」については、「国民健康保険」「国民年金」に区分されます。
これはよく見聞きする言葉なので、存じているひとも多いかと思いますが、「国民健康保険」が病院の治療費を軽減できる保険、「国民年金」が老後(2021現在は65歳から)に支給されるお金になります。
一方、「労働者保険」「社会保険」(ここでは労働者保険という枠の中にある社会保険というイメージを持ってもらえればと思います。)と「労働保険」に区分されます。
そして、さらにそこから「社会保険」「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」に区分され、「労働保険」「労災保険」「雇用保険」に区分されます。
図にするとこんな感じです。

「労働者保険」「健康保険」「厚生年金保険」は、「一般国民保険」「国民健康保険」「国民年金」とほぼ同じ役割を持っていますが、細かい部分でそれぞれ違いがあります。

共通する違いは、支払う金額が「一般国民保険」は全額個人負担となっているのに対し、「労働者保険」「健康保険」「厚生年金保険」は、事業主側と個人がそれぞれ折半して支払うようになっています。つまり、「労働者保険」側の個人負担額が少なくなっています。

あと、「労働者保険」「健康保険」は、傷病したときの手当金や育児休業中や出産休暇中の場合の保険料免除の制度があるのに対し、「一般国民保険」「国民健康保険」にはそれがありません。この点が大きな違いといえます。

年金については、「国民年金」+αで金額を支払っているのが「厚生年金保険」になりますので、一番分かりやすい違いは受け取れる金額で、「国民年金」より多く支払っている「厚生年金保険」のほうが多くもらえる仕組みとなっています。また、支払う金額は「厚生年金保険」については、先に触れた「健康保険」と同じく事業主と個人が折半で支払うようになっています。
ちなみに「厚生年金保険」は、「国民年金」に加入しているのが必須要件で、「国民年金」に加入していなければ、「厚生年金保険」に加入はできません。

「介護保険」については、40歳から64歳の間に発生する保険料で、その名が示すとおり重篤な疾病に侵されたりして自立行動が困難になったときなどに介護サービスを受けるための保険です。
こちらは「労働者保険」「一般国民保険」加入者どちらも義務化されており、対象の年齢になったら「健康保険」の一部として組み込まれます。

「労働者保険」「社会保険」の場合は、決められた率をもとに算定されて、そこから「健康保険」の支払額に加算されて給与から天引きされるのに対し、「一般国民保険」は、住民票のある自治体それぞれが独自に算定するため、住んでいる場所によって支払う金額が変わります。また、「労働者保険」のほうは、「介護保険」も事業主と個人が折半で支払う形になります。

「労災保険」「雇用保険」の違いは、「労災保険」が仕事もしくは通勤途中で怪我をしたときや業務が要因となる疾病、怪我、死亡したときに給付される保険で、「雇用保険」が育児や介護などで休業したときや失業したときに収入を補償するための保険になります。
「労災保険」については、労働者になった時点で加入する義務が発生するのに対し、「雇用保険」は一定の条件(1週間の所定労働時間が21時間以上で31日継続雇用される者ひと、1年の間で4か月以上雇用が見込まれ、かつ週の労働時間が30時間以上のひとなど)が必要となっています。
「労災保険」については全額事業主負担となっており、「雇用保険」は個人負担となっています。

これだけでいろんな要素があって、こんがらがってしまうかと思いますが、私のようにうつ病になって、退職を考えている会社勤めのひとは、「健康保険」「雇用保険」について、知っておくことが今後の人生設計のおいて重要になってきます。

これらのことについては、別の記事で記していきますので、興味ある方はしばしお時間を頂ければと思います。

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